【お知らせ】
2019年10月より
水曜が定休日となりました。
どうもこんにちはイオン店のキタノです。
店頭でよく言われるのは、
「メガネの価格の違い」です。
パッとメガネフレームを見ただけでは、
何が違うのか分からないと思います。
それはメガネだけに限らず、
服でも、靴でも、食べ物にしても
見た目だけではなかなか違いが分からないかと思います。
今回は「メガネの作りの違い」について
ちょっと書いてみようかと思います。
当店で「良いメガネ」は沢山取り揃えていますが、
谷口眼鏡のターニングというメガネフレームが
これまたなかなか良いメガネですのでご紹介します。
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男性にも女性にも人気の純国産鯖江ブランドです。
製造工程の説明ディスプレイがございます。
まずこの四角い板みたいなもの。
これがメガネの素材です。
アセテートと言いまして綿花などの自然由来の素材です。
肌に当たるものですので、肌にやさしい素材です。
これが、
こんな風にメガネのカタチに削られます。
これだけでもかなりの手間ですね。
良いめがねはこうやって作られるってご存知でしたか?
お安いメガネフレームなどは、
型に液を流し込むインジェクションというやり方で
手間を省いているものもあります。
一枚の板から
こんなカンジで削っていきます。
次は蝶貼りという作業。
鼻にあたる部分を貼り付けます。
貼り付けるだけだとゴツゴツしているので、
そこから手作業で削っていきます
上が削る前、
下が削ったあと。
ひとつひとつ職人さんが作業していきます。
だいぶ端折っていますが、
この時点でもかなりの工程数です。
そして次はテンプル(つる)の部分を削ります。
これだけだとだだの棒ですよ棒。
上の棒が下のメガネのテンプルになるように仕上げていきます。
これが職人の手によってメガネフレームになっていくんですねぇ。。。
このただの棒から、
芯入れ加工がはじまります。
この芯が、
この棒の中にぶっ刺さります。
ぶっ刺さりました。
簡単に言ってますが大変な作業ですよこれ。
バリと取ったり角を取ったり色んな研磨作業が入ります。
たくさんの手間を加えて組み立てます。
はいできあがりー
ではないんです。
このままではフロントとテンプルの噛み合わせがガタガタなんです。
赤丸の部分、写真では分からないですがガタつきがあります。
これを、
職人の手によってピッタリあうように削るんですよ!
スゴくないですか?
そしてピッカピカのつやっつやになって完成です。
先ほどのつなぎ目の部分もカンペキ。
かける人のことを考えて手間を惜しまず、
温もりを感じるメガネができあがります。
200工程もあるんですって!
工程数を減らせば減らすほどもちろん手間も省けるのでしょうが、
メガネは常にお顔にのるものですから、
ボクはこういう質の良いメガネは本当に大事だと思います。
まずはお顔にのせて実感してください!
最後までお読み下さりありがとうございました。